倉敷・美観地区のギャラリー「中央画廊」(倉敷市中央1、TEL 086-434-3530)で現在、ガラス作家・オカモトヨシコさんの個展「オカモトヨシコ meets Mexico」が開かれている。
オカモトさんは、兵庫県赤穂市で「御崎ガラス舎」を運営するガラス工芸作家。メキシコをテーマに、鮮やかな色彩を持つグラス、プレート、ペンダントなど新作200点を展示販売する。「昨年、倉敷で個展を開いた時に『岡山プレミアムテキーラ愛飲家』のメンバーと出会い、『テキーラに合うグラスを作ってみては』と盛り上がったのが今回のテーマにつながった」とオカモトさん。
テキーラの原料「アガベ・アスール」の根の部分「ピニャ」をモチーフにした「ピニャグラス」、高く伸びる花の部分をモチーフにしたグラス「アガベの花」、メキシコ織物のような模様を施したペンダント、セミオーダーも受け付ける20色展開のプレートなど、形状や色彩に変化を持たせた。
「もともとカラフルな色使いが好きだったが、難易度が高いので我慢してきた。今回初めて色をたくさん使うことに挑戦し、幅が広がり成長できたと思う」と振り返る。「同じモチーフの作品がグラスと照明とセットになるように作っているので、それも楽しんでいただければ」とも。
「岡山プレミアムテキーラ愛飲家」とのコラボレーション企画で、会場にはプレミアムテキーラ3種の無料試飲コーナーを開設するほか、5日には「テキーラパーティー」を開催し、メキシカンフードやプレミアムテキーラを提供する。
開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。入場無料。今月6日まで。テキーラパーティーは12時~16時で、参加費は4,000円。