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倉敷で「春宵あかり」  和風にライトアップ、初のプロジェクションマッピングも

倉敷物語館の「切子あかり」

倉敷物語館の「切子あかり」

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 倉敷・美観地区一帯で現在、ライトアップイベント「倉敷春宵あかり」が開かれている。

人だかりが絶えない「和傘あかり」

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 今年で10回目を迎える同イベント。古い町家が立ち並ぶ美観地区一帯をキャンドル、ちょうちん、あんどん、和傘、影絵などで和風にライトアップする。

 店舗や観光施設の窓に影絵を映し出す「影絵あかり」は毎晩行うが、主要なイベントは土曜を中心に行う。旧大原家別宅「有隣荘」前に色とりどりの和傘15本を並べ明かりをともす「和傘あかり」は、一眼レフカメラやスマートフォンで撮影する人が絶えず、同イベント一番の人気を集めている。

 3月19日・20日は「スペシャルデー」と銘打ち、今回初めてとなる「スイートピーあかり」「くらしき物語りマッピング~金の浜~」などを行う。「スイートピーあかり」は、船穂町の名産品であるスイートピーのアレンジメントを倉敷川沿いの通りに配置しライトアップする。「くらしき物語りマッピング~金の浜~」は、倉敷芸術科学大学メディア映像学科映像・放送コースのメンバーが制作した約7分のプロジェクションマッピングで、地元に伝わる民話を基にした映像を倉敷物語館内の建物に投影する。入れ替え制で数回上映する予定。

 ちょうちんを持って街歩きする「あかりめぐり」、キャンドルやちょうちんを作るワークショップ、無料観光ガイドツアーなど、参加型のイベントも用意する。イベント実行委員会の前岡修充さんは「見ていただくだけでなく、参加型のイベントも楽しんでいただき、倉敷の春を感じてもらいたい」と話す。

 開催時間は18時~21時。3月20日まで。

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