倉敷・美観地区の複合商業施設「クラシキクラフトワークビレッジ」(倉敷市本町)に3月19日、ガラス作家・江田明裕さんの店舗兼工房「aun(アウン)」(TEL 090-8242-0136)が移転オープンした。
バーナーワークという手法で、主にガラスのペンやアクセサリーを作る江田さん。今年2月まで約4年間、美作市湯郷で営業していたが、「県外や海外からの観光客も多く訪れる倉敷での新たな出会いを求めて」移転を決めた。店名は「阿吽(あうん)の呼吸のように、自分とピッタリ合うものを見つけてほしい」という願いを込めて付けた。店舗面積は10坪。
ガラスのペンはインクで書くスタイル。先端に掘られた細かい8本の溝にインクが吸い上げられる仕組みで、太字から細字まで用意する。「指にフィットして持ちやすいデザインを重視しつつ、デザインの豊富さも意識している。試し書きができるので、滑らかな書き心地を体験してほしい」と江田さん。
ペンダントやイヤリングなどのアクセサリーは、花、星空など、自然をモチーフとした幾何学的な模様が特徴。「ペンもアクセサリーも、もし破損しても無料で修理できるので長く使える」という。
「店と工房が一緒なので、直接お客様の笑顔を見られるのがうれしい。人に喜んでもらいたいというのが、自分のものづくりの原点。気軽に寄って、お気に入りのものを見つけてほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~18時。木曜定休。