倉敷・美観地区に国産デニム専門店「BLUE SAKURA(ブルーサクラ)」(倉敷市阿知2、TEL 086-454-5020)がオープンして半年がたった。運営は、デニムの縫製・染色加工などを手掛ける「WHOVAL(フーヴァル)」(児島下の町)。
昨年10月にオープンした同店。同社が展開するオリジナルブランド「BLUE SAKURA」のデニムパンツ、デニムジャケット、シャツ、バッグ、ソックス、ストール、デニム生地などを取り扱う。店舗面積は約15坪。
ブランド名は、インディゴや瀬戸内の海の色をイメージした「青=BLUE」と、日本の国花である「桜=SAKURA」を組み合わせた造語。ショップマネジャーの橋爪恵人さんは、「この世に存在しない『青い桜』という名前には、世の中にないものを創造し、日本のものづくりを世界に発信していきたいという思いを込めた」と話す。
デニムパンツは、防縮加工を施していないヴィンテージスタイルのストレートタイプから、ストレッチ生地を使ったスキニータイプまで4種のシルエットを用意。さまざまな洗い加工やダメージ加工により、風合いの異なる商品を展開する。
「自社の職人が1本ずつ手作業で加工していることがファクトリーブランドならではの強み。まっさらな仕上げの物から、ダメージ感を強調した物まで作れるので、デニムが新品から経年変化していく『歴史』を表現することができる。ぜひ手にとってもらいたい」と橋爪さん。
営業時間は10時~19時。月曜定休。