児島のアートギャラリー「ALAPAAP(アラパープ)」(倉敷市児島唐琴町、TEL 086-470-1515)で現在、手作り服ブランド「つるかめ屋」の個展「DUB MIX」が開かれている。
「つるかめ屋」は、倉敷市真備町出身の別府由紀子さんが手掛ける服飾ブランド。素材や柄の異なる生地を組み合わせた色合い豊かな服と小物を中心に製作する。作品は全て1点もので、これまで作った服は約1200着。同展では50点以上を展示する。
展示するのは「亀パンツ」、「亀スカート」(以上9,240円~1万290円)、「子亀パンツ」(6,090円)、ニット帽(5,040円)、「しあわせバッグ」(3,990円)など。「亀パンツ」はタイの漁師が履く「タイパンツ」をベースに、パッチワークで色とりどりに仕上げたオリジナル作品。余裕のあるウエストを紐で縛るデザインのため、フリーサイズで、ユニセックスで着られるのが特徴。子ども向けサイズの「子亀パンツ」は、成長の早い子どもでも長期間履けるため「5歳~10歳まで履き続ける子もいる」という。「しあわせバッグ」はお手玉の縫い方を応用し、4枚の生地を合わせることから「四合わせ=幸せ」にかけて名付けた小型のバッグ。「はんてんつくりますよ。」企画では、客が持ち込んだ思い出の服の生地を使った「オリジナルはんてん」(2万2,000円~)のオーダーも受け付ける。
店長の片岡浩一さんは「全て1点ものなので、作品との相性が合えばいい出会いになる。『亀パンツ』は履いた時に主役になるので、上はシンプルなもので合わせるのがおすすめ。妊婦の方にも人気で、出産後も履けるのがポイント」と話す。
開催時間は12時~19時(土曜・日曜・祝日は10時~)。火曜定休。別府さんは同22日・23日に在廊予定。23日まで。