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倉敷・水島にパン店 元薬局を改装、家族の思いつなぐ

「BAMBOO BAKERS」スタッフ

「BAMBOO BAKERS」スタッフ

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 パン店「BAMBOO BAKERS(バンブーベーカーズ)」(倉敷市水島西常盤町)がオープンして1カ月がたった。

フルーツを使ったデニッシュ

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 地元出身の石丸由紀子さんがパン職人の友人と昨年12月5日にオープンした。店舗面積は約10坪。

 パンは、自家製カスタードの「クリームパン」(210円)、「ブルーベリーデニッシュ」(260円)、「黒豆クリームチーズ」「クロワッサン」(以上280円)、「バゲット」(300円)など70~80種を毎日並べる。

 店舗は、石丸さんの母親が昨年6月まで経営していた「山崎薬局」を改装した。同薬局は石丸さんの祖父が1946(昭和21)年に創業し、1960年代には同じ建物の2階で祖母が喫茶店を経営していた。「78年の歴史と家族の思いが詰まっている建物をただの空き家にしたくない」と、以前から構想していたパン店の出店を決心した。店名は、生前の祖母・竹子さんがひ孫たちから「バンブーばあちゃん」と呼ばれていたことから名付けた。

 石丸さんは、「デニッシュはスイーツ感覚で楽しめるので、お茶うけや手土産にもお薦め。ガッツリのサンド系からハード系までいろいろな種類のパンがあるので、近くの幼稚園から来る子連れ客や、散歩ついでに寄る年配客まで幅広い層が来る。地元の皆さんに愛される『街のパン屋さん』を目指し、長く続けていきたい」と話す。

 営業時間は10時~17時。水曜・日曜定休。

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