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倉敷天文台で「中秋の名月の宴」-満月鑑賞、「かぐや姫」の朗読も

「部分日食」や「金星の太陽面通過」でも観望会が行われた「倉敷天文台」

「部分日食」や「金星の太陽面通過」でも観望会が行われた「倉敷天文台」

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 日本初の民間天文台「倉敷天文台」(倉敷市中央2)の広場で9月30日、満月の鑑賞会「中秋の名月の宴」が開かれる。

現在は記念館として保存されている「倉敷天文台」のドーム

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旧暦の8月15日にあたる「中秋の名月」に合わせて行われる同イベント。広場に大型の双眼鏡を設置し、満月を鑑賞する。特設ステージでは、同天文台主事補の原富一さんによる月の説明、FM岡山で「Fresh Morning OKAYAMA」のパーソナリティーなどを務めるフリーアナウンサー・森田恵子さんによる「かぐや姫」の朗読会が行われる。

 同天文台は、後に倉敷名誉市民となった原澄治さんが私財を投じて1926(大正15)年に開設した日本初の民間天文台。当時国内最大級であった口径32センチメートル反射望遠鏡は市の重要文化財に指定、スライディングルーフ観測室は国の登録有形文化財に登録されている。

 同天文台事務局の原浩之さんは「今年はちょうど満月になるので見応えがある。レジャーシートとお茶を持ち込んでゆっくりと満月を堪能してほしい。朗読会も行うので子ども連れにもぴったり」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は18時~21時。天候不良の場合は中止。申し込みは同天文台事務局(TEL 086-422-0001)で受け付ける。

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