
県内外のレコード店11店が出店する「倉敷音楽市場」が現在、倉敷天満屋(倉敷市阿知1)4階イベントスペースで開かれている。
18回目を迎える同イベントでは、レコード、CD、DVDなどの音楽ソフト約3万点、レコードプレーヤー等の音楽関連商品を展示販売する。県内からは、ガーデンオブディライト(鶴形)、orab record、メデルミュージック(以上岡山市)、レコードヤ(総社市)が出店。県外からは、初参加のクレモナ(京都府)とE.A.D(島根県)をはじめ、邂逅レコードストア、大潮レコード(以上広島県)、ディスクボックス(山口県)、ドロップス(千葉県)、ルーツレコード(香川県)が出店する。
ジャンルはロック、ポップス、J-POP、歌謡曲、アイドル、ジャズ、クラシック、ソウル、ムードなどで、価格帯は200円~10万円程度。入手困難とされるフリッパーズ・ギターの「DOCTOR HEAD'S WORLD TOWER -ヘッド博士の世界塔-」(1991年)は9万9,800円で販売する。
特設コーナーは、ボックスレコード、ボックスCDを一堂に集める。レコードヤ店主の秀島正則さんは「ボックスは限定生産で再販されない物が多く、ボックスのみに収録されているボーナストラックもあるので、特定のアーティストのファンにはたまらないのでは」と話す。
「一時期はレコードの需要が高かったがCDをまとめ買いする人も増えている。サブスクでの作品発表が主流になる中で、レコードにこだわらず実物を求めているのでは。今回初出店の『クレモナ』はレアなレコードをたくさん持ってきているので注目してほしい」とも。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。7月21日まで。