ジーンズのセレクトショップ「MATOU(まとう)」(倉敷市本町)が倉敷・美観地区にオープンして2カ月がたった。運営は「Furious(フューリアス)」(児島下の町)。
2階建ての町家を改装し、昨年10月31日にオープンした同店。1階は地元・児島を代表するジーンズブランドのセレクトショップ、2階は異業種コラボレーション商品のギャラリーとカフェを設ける。店舗面積は約45坪。
店内のカウンター中央に元々あった神棚を残し、中心に据えてレイアウトを構成したほか、ビンテージの什器(じゅうき)を活用する。庭にはジーンズのストーンウオッシュ加工で使った石を敷き詰めるなど、空間作りにも工夫を凝らす。
取り扱うブランドは、ビンテージデニムのパターンを再現した商品を展開する「TCB jeans」(児島下の町)、スラックスのようなシルエットのパターンを採用する「omotodenim(オモトデニム)」(児島味野)、19~23オンスという厚手のデニム生地を使う「児島ジーンズ」(児島柳田町)、リサイクル生地を活用したジーンズにも取り組む「ITONAMI」(児島唐琴町)など。各ブランドとジーンズ加工会社「WHOVAL(フーバル)」(児島下の町)が共同開発した同店オリジナルの別注商品も順次展開する予定。
2階は準備中で、「WHOVAL」の加工技術をジーンズ以外の分野に応用した異業種コラボ商品(雑貨・インテリア・アート)を展示販売するギャラリースペースと、カフェを設ける予定。テディベア作家とコラボレーションしたぬいぐるみ、地下足袋メーカー「丸五」(茶屋町)の足袋シューズに刺し子を施した商品、インディゴをろうに入れ込んだキャンドルなどの展示販売を予定している。
Furious社長の猪野遼介さんは「各ブランドの特徴がはっきりしているので、互いにぶつかり合うことなく、幅広い客層に訴求できている。ブランドごとの個性を楽しんでほしい」と話す。