11月15日のボジョレ・ヌーボー解禁に向け、倉敷のワイン店「ヴァン・ルパン倉敷」(倉敷市中央2、TEL 086-426-9866)にボジョレ・ヌーボーが届いた。17日には「新酒飲み比べ試飲会」を行う。
ボジョレ・ヌーボーは、フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレ地区で作られた赤ワインの新酒。収穫を祝い、その年のブドウの出来栄えを確認する意味合いを持ち、毎年11月の第3木曜に販売が解禁される。
同店では、コストパフォーマンス重視のペットボトル「ジャン・ルイ・カンソン」(1,050円)のほか、通常のボジョレ・ヌーボーより厳格な基準を満たした46村のみ名乗れる「ボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー」から「ベルエア・リシーム」(1,890円)、「ドメーヌ・シャサーニュ」(2,030円)、「ドメーヌ・リュエ」(2,226円)など約20種を取り扱い、予約も受け付ける。試飲会ではボジョレ・ヌーボー12種を用意する。
シニアワインアドバイザーの石原延秋社長は「円高のおかげで以前3,000円以上したワインを2,000円前後で提供できる。ボジョレ・ヌーボーは日本でいう正月のようなもの。新年を迎える前に初詣をしないように、解禁日を楽しみに待つことに意義がある」と話す。
「近年では2003年、2005年、2009年、2011年の出来が良かった。ボジョレ・ヌーボーは収穫を祝う行事の要素もあるので、味の良しあしだけにこだわらず、毎年の変化を味わって感じ取る楽しみ方がおすすめ」とも。
営業時間は10時~19時。月曜定休。試飲会は20時~22時。参加費5,000円(新酒購入者は3,000円)。事前申し込みが必要。