桃太郎アリーナ（岡山市北区）でバレーボールV・プレミアリーグ女子の岡山シーガルズが12月8・9日、ホーム開幕戦を迎える。

現役高校生セッター宮下遥選手が上げたトスに合わせ走り込む山口舞選手

　現在3連勝中で4勝2敗の3位と好調の同チーム。ロンドンオリンピック銅メダリストの山口舞選手、今シーズンからチームに加入した栗原恵選手、現役高校生のセッター宮下遥選手と話題選手も多く、今年は4位以上を狙う。ホーム開幕戦ではパイオニアレッドウィングス（8日）と久光製薬スプリングス（9日）を迎え撃つ。

　アシスタントコーチの神田千絵さんは「これまでのシーガルズはボールを拾うことを中心とした『粘りのバレー』だったが、小さいころからプレーしている選手も育ってきたので、技と力で点を取りに行けるチームになってきた。あと2～3年で優勝できるチームになる」と自信を見せる。

　「シーガルズはリーグ8チーム中唯一の市民クラブチーム。企業チームのように外国人選手で戦力を補強したり、海外遠征したりすることができない。専門の体育館もないので、岡山理科大学、山陽ふれあい公園の体育館を借りて練習している」と強化面での苦労ものぞかせる神田さん。「地元のサポーターたちには本当に感謝している。ぜひ会場で応援してほしい」と観戦を呼び掛ける。

　試合開始は8日＝14時5分～、9日＝15時5分～。チケット料金は一般自由席＝2,500円ほか。チケットぴあ、ローソンチケット、e＋（イープラス）などで販売している。