倉敷・羽島に民家の一部を利用したカフェ「くるみのもり」(倉敷市羽島、TEL 086-441-9666)がオープンして半年が過ぎた。
2012年10月7日にオープンした同カフェ。羽島焼窯元と羽島青木山天満宮に隣接する、森林に囲まれた民家の一部で営業する。店舗面積は8坪で、席数は11席。
倉敷出身の穴吹俊子さんが、20年勤め上げた医療事務を辞めて出店。「会社員時代は休みの日にカフェや雑貨店を回ったり、コーヒーの入れ方を学んだりしていた。花や木、手作りの雑貨などに囲まれたカフェを開くのが昔からの夢だったので、理想的な環境に出店できてうれしい」と話す。
主なメニューは「ホットサンドセット」(コーヒーまたは紅茶付き、700円)、「オムライスセット」「ドライカレーセット」(スープとサラダ付き、以上800円)、「ケーキセット」(ドリンク付き、750円)など。ホットサンド以外のフードメニューは土曜・日曜のみ提供する。ドリンクは「カフェオレ」「豆乳抹茶オレ」「ほうじミルク」「ベリーベリージュース」(以上450円)など。
店内には穴吹さんが収集した雑貨や工芸品が並ぶ。テーブルと椅子のほとんどは穴吹さんの父親が作ったもので、制作の注文も受け付ける。母親による鉢植えも販売しており、予約制のコケ玉体験も行う。穴吹さんの友人が作った陶器、エコクラフト素材のかご、フェルト小物なども販売する。
「おすすめはホットサンドとケーキ。本などを読みながらゆっくりと時間を過ごしてほしい」と穴吹さん。
営業時間は10時~17時。月~木曜定休。