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倉敷・美観地区に串焼きの新店-イノシシ肉フランクフルトや地酒も

「炭火串焼・唐揚 びすた」のカウンター席

「炭火串焼・唐揚 びすた」のカウンター席

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 倉敷にオープンした新商業施設「奈良萬(ならまん)の小路(こうじ)」内に3月24日、「炭火串焼・唐揚 びすた」(倉敷市阿知2、TEL 086-427-1260)が出店した。

明治時代に建築された旧邸宅を改装した店内

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 炭火で焼く串焼きを主力にする同店。同施設内の、旧民家を改装した「白井邸(しらいてい)」に入居する。店舗面積は28坪で、席数は36席。

 主なメニューは、「やきとり」「つくね」「豚バラ」(以上140円)、「のどぶえ」「手羽先」(以上150円)「玉ねぎ」「砂ずり」(以上130円)などの串焼き類のほか、「豚モツ煮込み」「ももの唐揚げ」「チキングラタンコロッケ」(以上480円)など。

 同商業施設のコンセプトでもある「地元の食材」は、新見市産のイノシシ肉を使ったフランクフルト「小猪棒(うりぼう)」(550円)を提供するほか、県内の地酒を取りそろえ、月ごとに入れ替える。肉、野菜、米は県内産を中心に、全て国産のものを使う。

 倉敷出身の店主・早原壮平さん(32)は、同店が自身で営む初の店。18歳の時にアルバイトとして働き始めた神戸の焼き鳥店に10年以上勤務し、店長も務めた。帰郷したのは2年前。独立を視野に入れ、岡山駅前の人気焼き鳥店で修業を積んだ。

 「料理の質にはしっかりこだわりながら、下町のたまり場のような気取らない雰囲気の店を目指したい。お客さんが気軽に入って『明日も頑張ろう!』というポジティブな気持ちになってくれたらうれしい」と話す。

 営業時間は12時~15時、17時~23時30分。火曜定休。

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