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倉敷・美観地区の地ビールバーが移転-増床で「生だる」2倍に

カウンター席の上には二条大麦

カウンター席の上には二条大麦

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 倉敷美観地区の地ビールバー「おかやま地ビール市場 蔵びあ亭」(倉敷市本町、TEL 086-441-0707)が6月14日、移転オープンした。出店場所は、古い町家を利用した商業スペース「あちの郷」内で、今年5月11日に閉店した「酒房 倉敷つららら」跡。両店とも経営は「ゼンワークス 吉備土手下醸造所」(岡山市)。

ビールサーバーのタップが並ぶ

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 「岡山県内の地ビールが全て飲める店」として、県内に全6カ所ある醸造所の地ビールを生だるで提供する。店舗面積は12坪から30坪に、席数は13席から35席に増えた。店内カウンターの上には、スタッフが刈り取ってきた二条大麦を敷き詰めた屋根を取り付けるなど、内装はスタッフの手作りだという。

 倉敷国際ホテル正面の旧店舗時代に7つあった生だるは、新店舗で14に倍増。各醸造所から2銘柄ずつ提供できるようになり、新たに県外の地ビールも追加した。地ビールは、フル(550円~)、ハーフ(280円~)の2サイズで提供する。店内はセルフサービスで、グラスを洗って再利用すると50円引きになる。地ビールのほか、地酒、地ワイン、地焼酎なども幅広く用意する。

 主なフードメニューは、「蔵びあ~んらんち」(500円)で、「ばーばのカレー」「とんかつ定食」「アジフライ定食」「高菜チャーハン定食」「そうめん」の5種類を用意。定食には、コールスロー、漬物、みそ汁が付く。「カリカリチーズ揚げ」(200円)、「豚の角煮」(300円)、「焼きほっけ」(400円)などの料理やおつまみも30種以上用意する。

 「旧店舗に比べ開放感のある空間になった。いろいろなお酒があるのでゆっくりと楽しんでほしい」と店長の永原朋さん。「ゆくゆくは、県内の地酒、地ワイン、地焼酎全てを飲める店にしたい」とも。

 営業時間は11時~23時。

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