今年5月に1周年を迎えた倉敷経済新聞の上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、倉敷・羽島の民家カフェ「くるみのもり」の出店を伝える記事だった。
同店は、元会社員の店主が「花や木に囲まれたカフェを開きたい」という長年の夢を実現させた店。森林に囲まれた民家を改装して出店した。
ランキングは、1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 倉敷に民家カフェ「くるみのもり」-脱サラ女性店主が夢かなえる(4/5)
2. 倉敷・美観地区に食の新拠点「奈良萬の小路」-地元食材生かす8店(3/25)
3. 倉敷駅前の住宅街に中華そば「月のうつわ」-地元同級生仲間で企画、運営(5/27)
4. 倉敷スイートタウン内のカフェがデザートバイキング-持ち帰り100円ケーキも(2/21)
5. 倉敷に「自転車カフェ」-居酒屋店舗有効活用、昼~夕方のみ営業(6/10)
6. 倉敷に空揚げ店「腹PECO CHIKIN」-母親譲りのレシピで2年ぶり再開(5/22)
7. 倉敷の古民家カフェで婚活イベント-庭でホタル観賞も?(6/5)
8. 倉敷にカフェ新店-デザイン会社が設計・運営、社長「全て見どころ」(4/12)
9. 倉敷・美観地区に「倉敷ラーメン」-地元食材ふんだんに(4/19)
10. 倉敷・茶屋町に串焼きと総菜のテークアウト店-「当たり」出たらもう1本(1/10)
ランキングの上位は飲食に関する記事が独占。美観地区に今年3月、複合飲食施設「奈良萬(ならまん)の小路(こうじ)」がオープン(2位)し、同施設内の「倉敷らーめん 升家(ますや)」(9位)がランクイン。地元同級生仲間で企画運営する中華そば店「月のうつわ」(3位)、夜営業の居酒屋店舗を有効利用した昼~夕方営業のカフェ「epace(エスパス)」(5位)など、出店の経緯が特徴的な店も目立つ。
串に「当たり」が出たら1本サービスとなる「アグロ厨房(キッチン)」(10位)、デザートバイキングを行う「Cafe de Sucré(カフェ・ドゥ・シュクレ)」(4位)など、お得感を演出する店の取り組みも注目を集めた。
下半期も広域倉敷圏の動向をいち早く伝えていきたい。