倉敷の中華そば店「香風(かふう)食堂」(倉敷市沖新町、TEL 086-422-5521)が11月15日、週末限定で夜の営業を始めた。
カリフォルニア州サンノゼの「香風ラーメン」で3年間店長を務めた中野聡さんが2011年8月に地元で開業した同店。店舗面積は15坪で、席数は23席。「夜も営業してほしい」という客の要望に応え、週末の営業時間延長を決めた。
その効果について、「いつも1人で昼に来るお客さまが会社帰りに同僚を連れてきたり、家族を連れてきたりしてくれる。暗くなってからも店が明るいので、初めてこの店の存在を知ったというお客さまも来店する」と手応えを明かす。
主なメニューは「中華そば」(550円)、「味玉そば」(650円)、「チャー玉そば」(850円)、日替わりの「ちょいのせ丼」(250円、11時~14時は中華そばとセットで150円)など。スープには化学調味料を使わず、国産鶏ガラ・ゲンコツに魚介系のだし、倉敷・玉島産の酒やしょうゆを合わせる。麺はストレートの細麺。「安全な素材にこだわった飽きない味」をコンセプトに、米・肉・野菜などの素材は国産のものを使う。
「昼は食べ終わってすぐに出て行く方がほとんどだが、夜はビールや焼酎を飲みながらゆっくりしていく方が多い。今まで仕事の都合などで営業時間内に間に合わなかった方にもぜひ来店していただければ」と話す。
営業時間は10時~17時(金曜・土曜は20時30分まで)。水曜定休。