倉敷駅前の商店街に1月28日、たこ焼き店「タコ&トリ ありがとう」(倉敷市阿知、TEL 070-5052-0039)がオープンした。
たこ焼きと空揚げをテークアウトで提供する同店。たこ焼きには、瀬戸内海に面した倉敷・児島地区の名物「下津井のマダコ」を、空揚げには鳥取・大山(だいせん)の銘柄鶏「大山どり」を使う。店舗面積は3坪で、約3人分のイートインスペースを備える。
たこ焼きは8個入りで、味は「ソース」「しょうゆ」(以上350円)、ネギとポン酢の「ねぎポン」(450円)など。空揚げは、鳥取の銘柄鶏「大山(だいせん)どり」を使った「骨なしもも」(240円)、「骨なしむね」(190円)、国産鶏肉を使った「ヤゲンなんこつ」(240円)、「手羽先」「砂ずり串」(以上100円)など。ドリンクは、ビール(380円)、サワー(250円)、日本酒、焼酎、ハイボール(以上300円)などを取りそろえる。
児島地区出身の店主・阿部慶一郎さんは、飲食店で約3年間、たこ焼きを担当した経験を持ち、今回が初出店。「下津井のマダコ」は児島の漁協から仕入れ、下準備からゆでて切るまでの全工程を全て1人で行う。空揚げのつけダレに使うニンニクやショウガも手ですりおろしたものを使う。「仕込みはものすごく大変だが、おいしいものは手間暇かけなければ」と話す。
「下津井のマダコは潮の流れが速い所で踏ん張りながら育つので身が引き締まっている。タコ焼きも空揚げも『おいしかった、ありがとう』と言われるようなものを提供していきたい」とも。
営業時間は11時~21時。