倉敷・美観地区の本町通りに古民家カフェ「茶房 本通り 四季」(倉敷市阿知2、TEL 086-422-1011)がオープンして1カ月が過ぎた。出店場所は「じゃらじゃら&カフェ」跡。
6月12日にオープンした同カフェ。1780年代に建築された古民家を改装した店舗で、カレー、パンケーキを中心に提供する。店主の柚木正司さんは作家物の和食器を販売する「うつわ 四季」(阿知)を近くの商店街で経営することから、カフェ店内にも展示販売スペースを設ける。店舗面積は30坪で、席数は23席。
主なメニューは、メープルシロップ、ブルーベリー、マンゴー、りんご、洋ナシなどのソースを選べる「パンケーキ」(780円)、「まろやかビーフカレー」「豆とごぼうのまろやかカレー」(以上880円)、「千屋牛のまろやかカレー」(1,200円)など。米は柚木さんの実家で作ったものを使い、ドリンクのグラス、フードメニューの皿には柚木さんがセレクトした作家物の食器を使う。
特徴的なのは、提供する紅茶(480円)の種類。岡山の「高梁紅茶」や「出雲紅茶」などの国産紅茶をはじめ、「白桃ダージリン」「マスカット」など岡山の特産品にちなんだフレーバーを用意する。「『ご当地紅茶』として力を入れている。少しずつ取扱品目も増やしていきたい」と柚木さん。
「落ち着いてくつろげる店にしたい。日本でトップクラスの作家による器で料理を楽しんでいただくことで、普段の食卓でもおしゃれな器を使って楽しむきっかけになれば」とも。
営業時間は9時~18時(モーニングは11時まで、ランチは11時30分~14時30分)。水曜定休。