倉敷店美観地区に6月28日、レンタル着物店「倉敷着物小町 美観地区店」(倉敷市本町、TEL 070-5676-4605)がオープンした。
倉敷駅前にある本店(阿知)に次ぎ2店目の出店となる同店。出店場所は今年春に閉店した「おにぎり茶ya」跡。店舗面積は7坪。
街歩き向けの着物・浴衣レンタルやデニム着物の企画販売などを行う。店主の寺尾一弘さんは、美観地区内に出店した理由として「本店ではネットで事前予約してくるお客さまが多いが、新店では美観地区を歩いている人に入店していただき着物での街歩きを提案したい」と話す。
レンタルは草履や巾着などを含む着物一式で、着付けもプランに組み込まれているため手ぶらで来店できる。着付けの所要時間は20~30分。一般の着物、浴衣のほか、倉敷の特産品であるデニムを使ったデニム着物も用意する。
レンタル料金は、女性=3,780円~、男性=4,860円~、カップル=7,450円~。15時~翌12時までのナイトプランも用意する。
店内ではオリジナルのデニム小物(シュシュ、コースター、ランチョンマット、メガネケースなど)も販売しており、将来的にはデニム和服全般(着物、作務衣(さむえ)、はっぴ、モンペなど)の販売、着付け教室の開講も予定している。
「美観地区を着物で歩く人でいっぱいにしたいという夢がある」という寺尾さん。現在、賛同する美観地区内の商店や飲食店の店員が着物を着る月例イベント「着物デー」も企画中という。「普段あまり観光地を歩かない地元の人にもぜひ着物を着て歩いてもらいたい」とも。
営業時間は9時30分~17時。