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倉敷・日吉町にパン店「リトルライツ」-国産小麦のヨーロッパ系パン主力に

「リトルライツ」店主の鳥越純平さんと妻の範子さん

「リトルライツ」店主の鳥越純平さんと妻の範子さん

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 倉敷駅北側の住宅地に9月3日、パン店「LITTLE LIGHTS(リトルライツ)」(倉敷市日吉町、TEL 086-423-1300)がオープンした。出店場所はパン店「ジッチ」跡。

「リトルライツ」のイートインスペース

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 「国産小麦の自然な甘みを生かし、フランスの伝統的な技法で作るパン」がコンセプト。アンティークなどでヨーロッパ風のシンプルな装飾を施した店内には、トースターを置いたイートインスペースも備える。店舗面積は19坪で、席数は5席。駐車場は3台。

 今回が初出店となる店主の鳥越純平さんは、東京・富ヶ谷のパン店「ルヴァン」で天然酵母の製パンを学んだ後、今年7月まで市内のハード系パン店で3年間店長を務めた経験を持ち、妻の範子さんと一緒に店に立つ。店名には「自分のパンが小さな明かりのように、お客さまの日常の小さな楽しみや幸せになれば」という思いを込めた。「早い時間で売り切れることもある」ため、電話予約も受け付ける。

 フランス・ボンガード社のオーブンを使ったヨーロッパのパンを主力とし、主な商品は、「クロワッサン」(205円)、「パン・オ・ショコラ」(226円)、「ベーコン・エピ」(324円)、「カンパーニュ」「トースト」(以上1/4カット=270円)、「クッキー」(129円~)など。ドリンクは、ブレンドコーヒー、エスプレッソ、アールグレイティー、オレンジジュース(以上324円)など。「なるべく自然な素材を使い、素材の味を生かす作り方を心掛けている。今のところ人気があるのはクロワッサンとパン・オ・ショコラだが、ハード系のパンになじんでいただけるようバゲットのサンドイッチも作っている。ワインが好きなので、パンと合うワインの提供も始めたい」と鳥越さん。

 「自然な食材を使った地球に負担をかけないライフスタイル、アンティークの良さ、人間の心や体に良いものなどを当店のパンを通して静かに発信できれば。新しいお客さまにはバゲットやカンパーニュの味を体験してもらいたい」とも。

 営業時間は10時~18時。水曜・木曜定休。

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