倉敷駅南口の商店街に「パスタランチ PONTA（ポンタ）」（倉敷市阿知3、TEL 090-9418-9291）がオープンして1カ月が過ぎた。

ワンプレートランチの「ワタリガニのトマトクリームソース」

　9月9日にオープンした同店。同所で夕方から営業する「居酒屋 ポン太」の店舗を昼のみ利用して営業する。店舗面積は約12坪で、席数は12席。

　店主の町谷孝治さんは県内のイタリア料理店で8年間経験を積み、イタリアでの勉強を経て2008年に地元・総社市で「Azzurro（アズーロ）」を出店。2011年に同店を閉店してからは飲食業を離れ会社務めをしていたが、「居酒屋 ポン太」の店主が「アズーロ」の常連客だった縁で、同所への出店が決まった。

　主なメニューは、日替わりスパゲティ、サラダ、パンがセットの「ワンプレートランチ」（680円）、自家製生パスタ（フェットチーネ）、前菜、パン、ドリンク、デザートがセットの「パスタランチ」（1,200円）、パスタとメーン料理のフルコース「PONTAコース」（2,500円）など。トマトソース、ジェノベーゼソースも自家製で、トマトソースは家庭向けにも販売する（300ミリリットル、500円）。ドリンクは「プレミアムモルツ」（380円～）、「アサヒスーパードライ」（480円）、グラスワイン（350円）、ハウスワインボトル（1,300円）などを取りそろえる。

　「当店の自慢は自家製の生パスタとトマトソース。トマトソースは日本人に合わせて甘みがあるので、トマトの酸味が苦手な方にこそ試してもらいたい。パスタは『ワタリガニのトマトクリームソース』が豪華でお得感があるので、これを目当てに来店する方も多い」と自信を見せる。

　「スパゲティを手軽に食べられる店として、仕事の昼休みなどでも利用してほしい。お客さまの反応を見ながら、生クリームを使わない『ローマ風カルボナーラ』など、本場イタリアのスタイルに近いメニューも出していきたい」と展望を語る。

　営業時間は11時～14時30分。