倉敷駅近くに10月19日、コスプレスタジオ「COS-LOG Double Studio（コスログ ダブルスタジオ）」（倉敷市阿知2、TEL 070-5520-5269）とコスプレ用品販売店「CLASSE（クラッセ）ショップ」（同）がオープンした。

「White Room」白廃虚系の空間

　「白」と「黒」2つの異なるテーマを持つ同スタジオ。1階の「White Room」（280センチ×383センチ）は白ホリゾントと白廃虚系、2階の「Black Room」（250センチ×510センチ）は黒ホリゾントと黒ゴシック系と、テーマごとに2種類の空間を備える。店舗面積は約50平方メートルで、両スタジオとも推奨使用人数は4～5人。照明機材、三脚、レフ板などの機材を無料で用意するほか、椅子、ソファ、チェーン、シャンデリアなどの小道具、アメニティー付きの更衣室、洗面台などを備える。

　スタジオ内に同時オープンした「CLASSEショップ」は、コスプレ専門の総合メーカー「CLASSE」（兵庫県明石市）が空間プロデュース。ウィッグ、カラーコンタクトレンズ、衣装、厚底シューズ、小物などを取りそろえ、取り寄せにも対応する。

　店主はコスプレイベント「COS-LOG」の企画運営や廃虚系コスプレスタジオ「COS-LOG Zero Studio」（高梁市）を運営する山名正晃さんで、妻の江里さんと夫婦で運営する。「車を持たない高校生でも気軽に来店できるような駅近くのロケーションに、スタジオとショップの両方がそろっている空間を作りたかった」と出店の理由を挙げる。

　山名さんは自身も2010年からコスプレイヤーと活動しており、その魅力について、「好きなキャラクターのコスプレをすると普段の自分と違う自分になれる。同じ趣味を持つ仲間たちと非日常を楽しめる」と話す。「コスプレはとても楽しいので、経験がない人やこれから始めたい人にも気軽に寄ってもらえれば」とも。

　営業時間は10時～20時（クラッセショップは平日14時～、土曜・日曜は同じ）。スタジオ料金は3時間4,000円～（11月30日まで3,000円～）で、曜日や時間帯により異なる。