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倉敷の和食店「今川」が1周年 親子経営で「質の高い店」目指す

「和の心 今川」外観

「和の心 今川」外観

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 倉敷・美観地区入り口の日本料理店「和の心 今川」(倉敷市中央2、TEL 086-434-2557)が1周年を迎えた。

ランチセットの「和心(わごころ)御膳」

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 昨年2月10日にオープンした同店。鳥取県米子市の旅館「華水亭」の料理長を25年間務め上げ定年退職した今川照雄さんが料理長として厨房(ちゅうぼう)に立ち、息子の雅大さんが代表として経営を担う。店舗面積は約40坪で、席数は46席。完全個室の2階席も備える。

 ランチメニューは、美観御膳(1,700円)、和心御膳(2,600円)、倉敷御膳(3,500円)の3種。ディナーメニューは、会席料理(6,000円~)、「自家製和心豆腐」(550円)、「レンコン挟み揚げ」(850円)、穴子すし(1,200円)、千屋牛ステーキ(6,000円)など。ドリンクは地酒、焼酎、果実酒などを幅広く取りそろえており、八幡高原酒造(広島県)のどぶろく「八幡」は「味わいがフルーティーで女性の人気も高い」と雅大さん。

 「料理の味だけでなく、盛り付けや器など見た目も楽しんでもらいたい」とも。器には備前焼と有田焼を使う。「できるだけ居心地のいい空間に」と店内には音楽好きの雅大さんが選曲したジャズ系の音楽を流す。

 「『倉敷で一番おいしい』と言われるような店を目指し、常に気を引き締めて、よりクオリティーの高いものを出していきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時30分~13時30分、17時30分~21時。火曜定休。

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