倉敷駅周辺の3会場で6月7日、中心市街地の活性化を目的とした音楽イベント「倉敷バンドフェスタ」が開催される。

昨年行われた「倉敷バンドフェスタ」の様子

　3年目を迎える同イベント。会場は、従来の「倉敷みらい公園」（バンドステージ）に、新会場の「倉敷駅北口デッキ」（アコースティックステージ）と「倉敷センター街商店街 ビオス憩いの広場」（ファミリーステージ）が加わり3カ所に。駅を挟んだ北側と南側に会場を展開する形になる。

　バンドステージではロックを中心としたバンド演奏、アコースティックステージではシンガー・ソングライターの弾き語りなど、ファミリーステージでは家族3世代で楽しめるボーカル曲やダンスなどを披露する。出演するバンドやシンガーは約25組で、県内だけでなく、大阪、広島、滋賀からも参加する。1組当たりの演奏時間は約20分。

　演奏スケジュールはステージごとに少しずらし、来場客がステージ間を移動しやすいように配慮する。3ステージ全てを回った来場客にはオリジナルグッズを進呈する。「音楽を通じて人の流れをつくり、駅で分断された北側と南側をつなげる役に立ちたい」と同イベント実行委員会事務局の江崎大介さん。

　「ぜひ3会場を巡って、さまざまな音楽を楽しんでほしい。これをきっかけとして、美観地区、商店街、ショッピングモールなどで飲食や買い物を楽しむなど、倉敷の魅力を堪能していただければ」とも。

　開催時間は10時～16時。入場無料。