倉敷・水島東常磐町商店街で5月21日、事務椅子2時間耐久レース「いす-1グランプリ 岡山大会 in 水島」が開催される。主催は水島商店街振興連盟。
事務椅子に座ったまま足で漕(こ)ぎ、3人1組のチームで交代しながら2時間のコース周回数を競う同レース。京都府京田辺市のキララ商店街で2010年に生まれ、2015年には徳島、広島、北海道、秋田、岩手など12カ所で開かれた。台湾での開催も予定されており、水島での開催は2回目。
競技に使う事務椅子は市販のものに限られており、装飾はできるが改造は禁止。コースは1周200メートルで、昨年より20メートル延伸された。上位3チームには賞品として県産米(1位から90キロ、60キロ、30キロ)を贈る。
コース周辺では飲食ブースも出店する。特設ステージでは生バンドによる「2時間耐久演奏」も。数十人のバンドメンバーが入れ替わりながら途切れることなく2時間演奏を続ける。今回初めての試みとして、自由テーマで「2時間耐久で何か」を行い選手たちを応援する「2時間耐久チャレンジャー」も募集する。
同イベントを企画した「ミズシマ盛りあげ隊」の尾崎勝也さんは「昨年の初開催後に、『面白かったのでまた開催してほしい』『次回は自分も出たい』といった声をいただき手応えを感じた」と話す。「今観戦している子どもたちが出場資格を持つ高校生になった時、大人への通過儀礼としてこの大会に参加するようになったらうれしい。水島の新しい名物になるよう頑張りたい」と意欲を見せる。
開催時間は10時~16時30分。雨天決行。参加エントリーの締め切りは4月20日。