倉敷駅ビルの「さんすて倉敷」内に5月20日、「炙(あぶ)り厚切牛たん たん屋びぜん さんすて倉敷駅店」(倉敷市阿知1、TEL 086-441-5488)がオープンした。場所は今年1月に閉店したマクドナルド跡。経営は和食店「くらしき茶寮」(平田)、「麦とろ屋 たんくら」(水江)などを経営する「ケイコーポレーション」(浅口市)。
厚切りにした熟成牛たん肉の炙り焼きを主力とする同店。「イオンモール岡山店」に続く2店舗目。席数は47席。塩は瀬戸内の天然塩、米は県産コシヒカリ、食器は備前焼を使うなど、地産地消に力を入れる。
主なメニューは、「熟成牛たん炙り焼き」(1,274円~)、希少部位のタン元を厚切りにした数量限定の「極(きわみ)熟成牛たん炙り焼き」(2,030円~)をはじめ、スープと麦めし付きの定食も用意。「牛たんみそ煮込み」「牛たんソーセージ」(以上、410円)などの一品料理も取りそろえる。ランチメニューは、「たん屋びぜんランチ」(1,490円)、「牛たんとうふセット」(950円)など。持ち帰り用の「牛たん弁当」も数種類用意する。
店内には同社が経営するダシ専門店「備中倉敷 瀬戸内庵」のコーナーを設け、ダシ、ドレッシング、塩なども販売する。
橘潤一店長は「駅ビルという立地ならではのニーズに合わせて今後もメニューに工夫を重ねていきたい。牛たんの炙り焼きの魅力を倉敷でもしっかりと伝えて、認知度を高めていきたい」と話す。
営業時間は11時~22時(ランチタイムは16時まで)。