倉敷・美観地区のホテル「倉敷アイビースクエア」（倉敷市本町、TEL 086-422-0010）内にある多目的施設「アイビー学館」で現在、国産デニムの展示販売イベント「DENIM on LIFE（デニムオンライフ）」が開かれている。

地下足袋をベースにしたシューズ「たびりら」

　倉敷の特産品であるデニム製品を歴史とともに紹介する同イベント。「ビッグジョン」「ベティスミス」「ボブソン」「エッジ・オブ・ライン」「たびりら」など14ブランドが参加し、パンツ、シャツ、雑貨などの国産デニム商品約4000点を展示販売する。

　会場内には、岡山出身のデコレーター能勢聖紅さんとデニムメーカーがコラボしたオブジェを展示。「ビッグジョン」のデニム生地と「コジマ・マーケット・プレイス」が加工を施した衣類を、能勢さんが花や木と組み合わせて作品に仕上げた。

　同ホテル総務部企画課の森貴彩さんは「レディス専門ブランド、シャツ専門ブランド、雑貨専門ブランドなど、個性的なブランドが出そろい魅力的なラインアップになった。かつて旧倉敷紡績の混打綿室として使われていたこの場所で、倉敷の発展に寄与したデニム産業の歴史と現在を多くの人に伝えたい」と話す。

　開催時間は9時～17時。入場無料。4月9日まで。