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倉敷・大原美術館がLEDスポット照明初導入 より良い鑑賞環境創出へ

LED照明を当てるゴーギャンやセザンヌの作品

LED照明を当てるゴーギャンやセザンヌの作品

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 倉敷・美観地区の大原美術館(倉敷市中央1、TEL 086-422-0005)が11月、本館1階展示室の照明設備をLEDスポット照明に切り替えた。

LEDスポット照明に切り替えた本館1階展示室

 社会的にLED照明の普及が進む中、美術館展示用LEDスポット照明の可能性を以前から探っていた同館。色の再現性、操作性などさまざまな要素を総合的に考慮して、より良い鑑賞環境のために初導入した。

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 同館学芸課長の柳沢秀行さんは、「色の再現性も良好で、作品本来の色情報を見ることができる。光の当たる範囲の調整もしやすく、小型軽量なので落下のリスクも軽減される」とLEDスポット照明の特長を挙げる。

 これまでハロゲンのスポット照明と蛍光灯を合わせて使っていたが、LEDのスポット照明に一本化して展示室全体の照度を下げた。「暗くしたことで作品が引き立ち、落ち着いた雰囲気になったので来館者の話し声も自然と小さくなった」と意外な効果も。

 「新たな雰囲気の中で、作品の色を堪能してほしい」と来館を呼び掛ける。

 開館時間は9時~17時。月曜、12月28日~31日休館。入館料は、一般=1,300円、大学生=800円、小・中・高生=500円。

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