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倉敷・美観地区の名物「読めない看板」修復で読めるように-正体は茶屋

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倉敷・美観地区の名物「読めない看板」修復で読めるように-正体は茶屋

新しくなった看板「つねき茶舗」

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 倉敷・美観地区の本町通りにあった観光名物「読めない看板」が8月23日、「修復」され、その姿を消した。

修復前の「読めない看板」

 「読めない看板」があったのは、1948(昭和23)年創業の老舗「恒枝茶舗」(倉敷市阿知2、TEL 086-422-1427)の旧店舗の屋根の上。文字の一部がはがれ落ち、漢字の部首だけが残っている状態のため「あれは何屋さん?」と観光客の目を引いていた。

 看板を掲げたのは、同店舗の前面を美観地区の景観に合わせる改装工事をした1993年ごろ。呼松の大工に薦められ古い船底板を使った。もともと「茶・焼物」と書かれていたが、掲出して10年が過ぎたころから、打ち付けた文字が強風にあおられて落ちることが多くなった。落下と修繕を繰り返すうちに一部の文字パーツを紛失。以降10年以上「読めない看板」として美観地区で存在が知られてきた。「観光客が写真を撮っていったり、指をさして首をかしげたり、通り過ぎた後何度も振り返って見上げたりと、反応はさまざまだった。この旧店舗は長い間営業していないので、なおさら何の店か分かりにくかったのでは」と店主の恒枝信雄さんは振り返る。

 修復を呼び掛けたのは恒枝さんの長男。昨年末に駅前大型商業施設がオープンし、美観地区への観光客も増えている状況を踏まえ、「今すぐ直すべきだ」と提案。古い船底板はそのままに、文字を「つねき茶舗」に一新することにした。字体・大きさなどは、恒枝さん夫婦、ニューヨーク在住の長男夫婦、富山在住の次男夫婦、倉敷在住の三男夫婦の8人で、メールで画像をやりとりしながら投票で決めた。

 旧店舗では9月16日に、昭和初期のほうじ機を使って「倉敷ほうじ茶」を焙煎(ばいせん)する実演販売イベントも行う。「新しい『つねき茶舗』の始まり。これからも多くの人に喜ばれるものを作っていきたい」と今年80歳を迎える恒枝さんは展望を語る。

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