倉敷に3月31日、インテリア雑貨とアンティークを扱う「bobbin(ボビン)」(倉敷市阿知3)がオープンした。
倉敷出身の店主・加藤富貴子さんが「自分の好きなもの」を基準にセレクトした国内外のインテリア雑貨を並べる。店舗面積は約40平方メートル。
取り扱う主な商品は、キリム(イランの織物)のラグやクッションカバー、アフリカや東南アジアの籠、アフリカ布を使ったバッグや傘、アンティークの花瓶、カップ&ソーサー、メキシコの食器、昭和レトロな和食器、ケニヤの無農薬栽培紅茶など。
昔から国内外の伝統的なものが大好きで、学生時代は骨董(こっとう)品店でアルバイトをしていたこともある加藤さん。アパレル系の会社に長く勤めていたが、自分の店を持つ夢をかなえるために退職した。「会社では『好きなもの』よりも『売れそうなもの』を基準に選ばなければいけないが、自分の店では『好きなもの』を基準に選ぶことができるので楽しい」と話す。個人的に収集していたアンティークも店舗の至る所にディスプレーする。
「将来的には、作家の手作りアクセサリーを取り扱ったり、店舗内にカフェスペースを設けたりして、より心地よい空間にしていきたい」とも。
営業時間は11時~18時。