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水島臨海鉄道コラボの「親鶏ソーセージ」販売 パッケージに現役レトロ車両

阪本鶏卵の阪本晃好社長

阪本鶏卵の阪本晃好社長

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 鶏卵の生産と加工を行う阪本鶏卵(倉敷市南畝3、TEL 086-455-7370)が8月、水島臨海鉄道の車両をモデルにした特別パッケージ商品「親鶏ソーセージ キハ30 100」の販売を始めた。現在、同社工場直売所、セレクトショップ、通販サイトなどで販売している。

水島臨海鉄道を走る「キハ30 100」

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 地元民から「ピーポー」の愛称で呼ばれている水島臨海鉄道が、沿線地域の店とコラボして作る「水島臨海鉄道 認定商品」の一つとして開発した同商品。パッケージには水島臨海鉄道が所有する人気車両「キハ30 100」を約146分の1の縮尺で描き、昭和レトロ感あふれるデザインに仕上げた。価格は、2本入り350円。

 「親鶏ソーセージ」は国産鶏肉のミンチを使っており、発色剤、保存料は不使用。阪本鶏卵の阪本晃好社長は「高タンパク低カロリーなので、スポーツをする人やダイエット中の人のサポート食にお薦め。常温保存できるので登山やキャンプなどにも持っていける。自分もランニングをするので活用している」と話す。

 「キハ30 100」は、かつて千葉県の久留里線を走っていた車両を水島臨海鉄道が2013(平成25)年にJR東日本から購入した車両で、冷房設備がないため、秋~春の期間限定で運行している。現在、現役で運行している同系統の車両が少ないことから鉄道ファンの人気も高い。

 阪本社長は「偶然にも、キハ30 100の製造年と弊社の創業年が同じ1966(昭和41)年だったので不思議な縁を感じる。特別パッケージ商品を通じて、水島臨海鉄道や水島地区にも興味を持ってもらえたら」と話す。

 工場直売所の営業時間は9時~16時30分。日曜定休。

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