モデラー(模型をつくる人)たちの作品展示会「OKAYAMA HOBBY FESTA(おかホビ) 2022」が10月9日、玉島市民交流センター(倉敷市玉島阿賀崎1)で開かれた。主催は岡山を拠点に活動するモデラー団体「H.I.P(ヒップ)」。
毎年秋に行ってきた同イベント。今年の出展者数は過去最多の160人で、作品展示数は2500点を超えた。午後は事前予約済みの一般見学者270人が来場し、会場一面に並ぶ数々の力作を楽しんだ。
特別展示「バルキリー100チャレンジ」では、今年で「超時空要塞(ようさい)マクロス」の初回放送から40周年を迎えることを記念し、同アニメに登場するバルキリー(可変戦闘機)150機以上を参加者から募って展示した。
「機動戦士ガンダム」シリーズに登場する艦艇やモビルスーツ(人型兵器)の100分1スケールモデルが一堂に会する巨大ジオラマでは、昨年展示したムサイ(全長約3メートル)に加え、新作のアーガマ(同約4メートル)も展示した。
「H.I.P」代表の伊賀健一さんは「全国のモデラーから素晴らしい作品が集まり、普段はなかなか見られない大型作品もお披露目できた。来年についてはまだ何も決まっていないが、新しい企画を考えてさらに魅力的なイベントにしたい」と話す。