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倉敷・稲荷町に「カシワバレー」 50カ国旅した店主が無国籍料理提供

(右から)「カシワバレー」店主の柏谷雄介さん、妻の美和さん

(右から)「カシワバレー」店主の柏谷雄介さん、妻の美和さん

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 無国籍料理店「カシワバレー」(TEL 086-436-9988)が6月21日、倉敷市稲荷町にオープンした。

キーマカレー

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 多ジャンルの飲食店で約20年間、調理経験を積んできたという店主の柏谷雄介さんは20代のころ、1年半かけて西アジア、アフリカ、南北アメリカ、ヨーロッパなど約50カ国を旅した経験を持つ。「(経験が)提供する料理の発想の源にもなっている」と柏谷さん。古民家をモダンに改装した店内にはワインセラーも備える。店舗面積は約25坪。席数は26席。

 ランチメニューは、「キーマカレー」(1,320円)、「ウフマヨのせチキン南蛮定食」(1,210円)など。アラカルトメニューは「タコとアボカドのサラダ」(880円)、「奈義牛の炭焼き ステークフリット」(3,190円)、「海老と黄ニラの春巻き」(440円)など。スイーツは「キャロットケーキ」(660円)、「クレームブリュレ」(550円)などを用意する。

 「昼飲みもできる店」をコンセプトの一つに掲げており、生ビール(660円)、ハイボール(550円)、ワイン、カクテル類(以上660円~)などを全時間帯で提供する。ソフトドリンク類(330円~)、コーヒー(550円)、マサラチャイ(660円)などノンアルコールドリンクも。エスプレッソマシン導入も予定している。

 柏谷さんは「倉敷は医療機関や工場など3交代制で働く人も多いので、さまざまなライフスタイルに合わせて使ってほしい。ワインに合う料理も多くそろえていきたい」と話す。

 営業時間は11時30分~22時(ランチは14時まで)。日曜・水曜定休。

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