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倉敷で「フィールドオブクラフト」 手仕事の魅力発信

実行委員長の宮井宏さん

実行委員長の宮井宏さん

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 クラフト展「フィールドオブクラフト倉敷2025」が5月10日・11日、倉敷市芸文館(倉敷市中央1)前の広場で開催される。

過去の会場の様子

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 18回目を迎える同イベント。「掌(てのひら)から生まれるかたち」をテーマに、クラフト作家の手仕事の魅力を伝える。昨年は2日間で約1万人が来場した。

 会場には、「陶磁」「ガラス」「木工・漆」「染・織・布・フェルト」「金属」「革」「アクセサリー」など、多彩なジャンルの作家78組が全国から集まる。昨年、地元倉敷に「倉敷青木窯」を開いた三宅康太さんは今回が初出展で、倉敷の粘土や材料を使った陶器を展示販売する。

 ワークショップは、「倉敷てまり会」の金原幸子さんによる手まりの小物づくりをはじめ、指輪、ガラスのブローチ、革、型染め、組み木などの制作体験計9種を用意する。

 飲食ブースは2日間で延べ19組が出店し、石窯ピザ、タコス、弁当、ジェラート、焼き菓子、コーヒー、クラフトビールなどを販売する。

 イベント実行委員長の宮井宏さんは「質の高い物を作っていて、イベントのコンセプトに共感してもらえる作家に声をかけている。大人だけでなく、子どもにも本物の手仕事に触れる機会を提供したい。イベントを通じて、手仕事の魅力を伝え、文化をつないでいければ」と話す。

 開催時間は10時~17時(11日は16時30分まで)。入場無料。

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