
アート・クラフト・食の周遊型イベント「Art Hopping Kurashiki(アートホッピングクラシキ)」が10月11日・12日、国の重文・大橋家住宅(倉敷市阿知3)とその周辺エリアで開かれる。
おかやま県民文化祭の「文化がまちにある!プログラム」事業として、倉敷の文化・芸術・食の魅力を発信することを目的に行うイベント。県内外から集まるアーティストやクラフト作家20組と、飲食店14店舗が参加する。
クラフトのブースでは、備前焼の器やアクセサリー、ドライフラワー、木工作家による家具・照明・小物、ガラスの器やとんぼ玉、レザーのバッグや小物、着物をリメークした衣料品、倉敷産のイグサを使った製品などを展示販売する。
備前焼と天然石を組み合わせるネックレス作り、着物の端切れを活用したアクセサリー作り、色とりどりのビーズを使った髪留め作りなど、ワークショップも用意する。
メイン会場の大橋家住宅では、写真家の森貴彩さんが江戸時代からの歴史を持つ建物に思いをはせた作品を展示。阿知2丁目広場では、「地層Art Project」のアーティスト・馬琉(まる)さんがライブペイントを行う。
イベント実行委員の三戸龍家さんは「さまざまな展示やワークショップを通じて、アートの持つ力と地域の魅力を体感してほしい」と話す。
開催時間は10時~17時(12日は16時まで)。入場無料。