食と雑貨販売のイベント「Kurashiki Christmas Market(倉敷クリスマスマーケット) 2025」が12月13日・14日、倉敷・美観地区の複合観光施設「倉敷アイビースクエア」(倉敷市本町)で開かれる。
3回目となる同イベント。前回の来場者数は2日間で約2万人を記録した。今年は飲食ブース、雑貨販売・ワークショップブース合わせて57店舗と、過去最大規模の出店数となる。
昨年までは金曜・土曜の夕方から開催していたが、今回は土曜・日曜の日中からの開催に変更した。同イベント実行委員会の事務局長・中久保陵次さんは「これまでは夜のイベントということで、周辺の交通渋滞で会場への到着が遅れたり、商品が品切れで買えなかったりするお客さまがいた。時間と曜日の変更でより多くの人に来てもらえるのでは」と話す。
西門側の「愛美赤煉瓦(れんが)館」前も新たに会場エリアに加えた。「多くの人が西門を利用するので、門をくぐった瞬間にクリスマスマーケットの世界が始まるようにしたかった」と中久保さん。デコレーションアーティスト・能勢聖紅さんが装飾したクリスマスツリーを設置する。ツリーは、中庭広場・アイビー学館にも設置。中庭広場には、萩原工業(倉敷市水島)のブルーシートをアップサイクルしたガーランドも飾る。
ステージでは、倉敷高校吹奏楽部、倉敷青陵高校吹奏楽部・ダンス同好会、倉敷商業高校書道部によるパフォーマンスを行う。会場運営には高校生・大学生のボランティア団体「しゃもじ」が協力するほか、倉敷商業高校の「倉商ツムグプロジェクト」が倉敷の繊維産業や繊維製品をアピールするワークショップも行う。
中久保さんは「老若男女問わず、みんなに楽しんでもらえるマーケットにしたい。倉敷を代表するとともに一年を締めくくる大きなイベントにしたいので気軽に足を運んでほしい」と呼びかける。
開催時間は、11時~21時(14日は19時まで)。入場無料。