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倉敷・大原美術館「児島虎次郎記念館」で大掃除 オープン後初の年越し準備

展示ケースを拭く様子

展示ケースを拭く様子

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 倉敷・美観地区の「大原美術館 児島虎次郎記念館」(倉敷市本町、TEL 086-422-0005)で12月15日、年末の大掃除が行われた。

建物の外側を掃除する様子

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 同館は今年5月にオープン。開館以来初めての本格的な「すす払い」となった。例年は本館なども含めて一斉に清掃を行うが、来年2月から施設改修工事による約2カ月間の休館を控えているため、今回は同記念館のみで実施した。

 大掃除には職員約10人が参加。手袋を着用して、アクリル製の展示ケースや手すりなどに付着したほこりや飛沫(ひまつ)などを、柔らかい綿布を使って拭き取った。

 同記念館は、洋画家・児島虎次郎の絵画約20点と、児島が収集したエジプトや西アジアなどの古美術品約40点を展示している。

 大原芸術財団・財団本部の本部長・藤田文香さんは「今年は児島虎次郎記念館がオープンし、予想を上回る人が本館と併せて来館した。オリエントの美しい作品をこのような美しい空間で見てもらえてうれしい」と話す。本年度は約23万人の来館を見込むという。

 12月~来年2月の開館時間は9時~15時(児島虎次郎記念館は10時から)。月曜休館。来年2月9日~4月24日は改装のため休館。入館料は大原美術館と共通で、一般=2,000円、高校・中学・小学生=500円。

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