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倉敷で「春宵あかり」-白壁の町並みをキャンドルやちょうちんでライトアップ

有隣荘前に並ぶ和傘(昨年)

有隣荘前に並ぶ和傘(昨年)

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 倉敷美観地区一帯で3月1日から、「倉敷春宵あかり」が開催される。

倉敷館の2階窓に映し出された影絵(昨年)

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 「倉敷春宵あかり」は倉敷美観地区一帯をキャンドル、ちょうちん、和傘、影絵などでライトアップするイベント。2006年から毎年春に行われており、昨年から期間を約1カ月間に延長して開催している。会期中は毎晩、美観地区一帯で夜間景観照明をともすほか、初日・毎土曜・最終日を中心にさまざまなイルミネーションや参加型イベントを行う。

 閉店後の店舗などの窓をスクリーンに影絵を映し出す「影絵あかり『春宵歳時記』」は、昨年初めて6カ所で行ったが、今年は10カ所で毎晩行う。初日・毎土曜・最終日には、有隣荘前に和傘を並べて明かりをともす「和傘あかり」、倉敷川沿いにキャンドルと花型の照明を並べる「倉敷川あかり」と「花あかり」、「切子あかりのワークショップと展示」、新渓園の庭園と池をライトアップする「新渓園あかり」(23日を除く)、倉敷川を川舟で往復してライトアップを鑑賞する「川舟流し」など。「川舟流し」の夜間運行は初めての試みで、18時~20時、5回運行する。

 初日の点灯式には倉敷の観光大使・倉敷小町が和服姿で今橋に登場し、市の代表者と共にたいまつに火を入れる。メーン開催日となる3月23日・24日には美観地区の路地にあんどんを並べる「路地あかり」、商店街一円にちょうちんを掲げる「町並みあかり」、市民がちょうちんを手に一帯を練り歩く「あかりめぐり」なども行われる。

 同イベント実行委員を務める倉敷観光コンベンションビューローの穂井田良さんは「だんだん暗くなっていく夜の倉敷を楽しんでほしい。このイベントをきっかけに、美観地区だけでなく水島、児島、玉島など倉敷のさまざまな地区に足を運んでほしい」と話す。

 開催時間は日没~21時。今月24日まで。各イベントのスケジュールは倉敷観光ホームページで確認できる。

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