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倉敷・美観地区のゲストハウスが1周年-芸術家の長期滞在支援も

築100年以上の元酒屋を改装したゲストハウス「くるま座 有鄰庵」

築100年以上の元酒屋を改装したゲストハウス「くるま座 有鄰庵」

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 倉敷・美観地区の商店街にあるゲストハウス「くるま座 有鄰庵」(倉敷市本町2、TEL 086-426-1180)が4月で1周年を迎えた。

土間から見た和室と中庭

 築100年以上の2階建て古民家を改装して昨年4月にオープンした同施設。延べ床面積は約180平方メートルで、和室5部屋を備える。相部屋または部屋貸しで10~15人の宿泊に対応。これまでに延べ2000人以上が利用してきた。一人旅の女性が多く、全国で活躍中の芸術家も訪れると言う。

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 土間はカフェとしても営業。中央に奈良県の大台ヶ原から取り寄せたトチノキの一枚板をテーブルとして配置し、18席を用意。1日80個限定の「しあわせプリン&ドリンクセット」(800円)、倉敷地鶏を使った「卵かけご飯&ドリンクセット」(600円)、無ろ過・非加熱の「真備竹林地ビール」(650円)などを提供する。夜は同スペースで音楽イベントなども開く。

 同施設では、若手芸術家の長期滞在も支援している。「美観地区を庭として遊び、芸術家同士で交流を深めることで創作や表現活動の刺激になれば」と代表の中村功芳さん。「倉敷を世界に通じる芸術の発信地へと育てていきたい」と話す。これまで、オペラ歌手、トランペット奏者、シンガー・ソングライター、画家、工芸家など多分野の芸術家を受け入れ、現在も5人の芸術家が長期滞在している。

 「旅行で宿泊しても長期滞在中の芸術家と交流ができ、生の歌を聴いたり、似顔絵を書いてもらったりするなど貴重な体験ができる。今後も『旅人や芸術家に優しい宿』として成長していきたい」とも。

 宿泊料金は1泊3,500円~(相部屋)、9,000円~(部屋貸し)。カフェの営業時間は11時~18時。

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