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倉敷の青空市場にウッドデッキお目見え-出店者有志が2日で手作り

毎週土曜開催の「倉敷路地市庭」外観

毎週土曜開催の「倉敷路地市庭」外観

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 倉敷・美観地区に隣接する路地で毎週土曜に開かれている青空市場「倉敷路地市庭(いちば)」(倉敷市阿知2)の中庭部分に12月11日、ウッドデッキに改装されたカフェスペースがお目見えした。

完成したカラフルなウッドデッキ

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 毎週約20店舗が出店し、自家焙煎(ばいせん)コーヒー、有機栽培の野菜、瀬戸内海の海産物などを販売する同スペース。ビニールハウスに覆われた総面積約80坪のうち中庭部分に当たる約10坪のスペースを、実行委員会の有志が2日かけてウッドデッキに改装した。

 「草が生まれる農園」店主で実行委員の石川慶彦さんは「寒い季節は、冷たい風が入ってこない中庭カフェスペースの利用が多くなるので、土の地面よりも過ごしやすい雰囲気にしたかった」と改装の理由を語る。

 用意したのは、幅23センチ、長さ4メートルの杉板40枚。マホガニー色、オーク色、ウォルナット色の3色に塗装したものを手作業で貼り合わせた。床は改装前の地面より15センチ高くなったが、入り口にスロープを設けてバリアフリーに仕上げた。

 「小さい子ども連れのお客さまも多いので、木のぬくもりと楽しさを感じてもらえれば。ある程度の断熱・保温効果も見込める」と出来栄えに満足の様子。

 営業時間は、「倉敷路地市庭」=9時~15時(土曜のみ)、カフェスタイルで営業する「ロジカフェクラシキ」=11時~17時(水曜のみ)。

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