倉敷の桜の名所・酒津公園前に古民家カフェ「くらしき茶房 桜花(おうか)」(倉敷市酒津、TEL 086-441-8713)がオープンして2カ月が過ぎた。
創業40年の歴史を持つ「東洋製あん」(岡山市北区)が築100年の古民家を利用して3月13日に出店。和風スイーツや豆乳スムージーを主力に展開する。店舗面積は約15坪で、席数は20席。
主なメニューは豆乳入りのパンケーキで、「あんことホイップ」(486円)、「チョコバナナ」(594円)、「いちごとブルーベリー」「ベーコンとたまごとチーズ」(以上702円)など6種を取りそろえる。県産の米粉を使った「とら醤油(しょうゆ)のみたらし団子」や、収穫量が少なく高級品とされる備中白小豆を使った「紅白ぜんざい」(以上540円)などの和風スイーツのほか、さまざまなフレーバーの「豆乳スムージー」(486円~)も用意する。来月からは夏季メニューとして「冷やしぜんざい」「自家製わらび餅」「かき氷」などを提供する予定。
店内では、持ち帰り用に「こしあん」「つぶあん」(以上378円)、「どら焼き」(141円)などを販売するほか、地元作家による工芸作品、アクセサリー、雑貨などの展示販売も行う。「作家は1~2カ月ごとに入れ替えるので、さまざまな作品や商品を見て楽しんでほしい」と同社営業課長の吉岡優さん。
「あんこをたくさんの人においしく召し上がってほしい。場所は住宅街だが、わざわざここまで来たいと思っていただけるよう、接客とおもてなしの心を大事にしたい」とも。
営業時間は10時30分~17時30分。