倉敷駅前の一番街商店街に12月5日、中華料理店「Hanabi Chinese Restaurant(ハナビ・チャイニーズ・レストラン)」(倉敷市阿知3、TEL 086-425-6520)がオープンした。
「いつか飲食業を営むのが目標だった」という倉敷出身の店主・林典孝さんが、会社員を辞めて開業した同店。料理長は林さんの義兄で中国・黒竜江省出身の嵩晃さんが務める。17年前に来日し、主に県内の中華料理店で経験を積んできた。「いい食材を使い、あっさりめに仕上げた中華料理」を目指しているという。店舗面積は10坪で、席数は15席。
主なメニューは、「一口空揚げの油淋鶏(ユーリンチー)」(950円)、「黄ニラの牛肉炒め」(1,550円)「黄ニラと牛肉の焼きギョーザ」(980円)「白ネギと豚肉の水ギョーザ」(600円)など。基本的に牛肉は「千屋牛」、豚肉は「哲多豚」、鶏肉は「大山鶏」を使う。「仕入れの状況によって変わることもあるが、いい食材を使うよう心掛けている」と典孝さん。「兄の料理の腕は間違いない。ギョーザはぜひ食べてみてほしい」と自信を見せる。ドリンクは、ビール、ワイン、日本酒、ウイスキー、紹興酒などを取りそろえており、「ワインは中華に合うように、抜けの良いすっきりとした物を選んでいる」という。
「地元の食材を積極的に取り入れて、中華に和の要素も取り入れた楽しい料理を出していきたい。中華料理は『油をたくさん使っていて、安い食材で作っている』というイメージを払拭(ふっしょく)して、中華料理の文化を倉敷に根付かせていければ」と意欲を見せる。
営業時間は17時~23時30分。日曜定休。ランチは要予約。