熊屋酒造（倉敷市林、TEL 086-485-0007）で2月8日、新酒の試飲と地域交流のイベント「熊屋酒造 新酒まつり」が開かれる。

来年300周年を迎える「熊屋酒造」

　同イベントは今年で4年目。当日限定の「寒しぼり」（1升瓶＝2,000円、4合瓶＝1,000円）をその場でたるから瓶詰めして販売するほか、試飲コーナーには9種類の新酒を用意。会場で試飲チケット（3杯分セット＝100円）を販売する。昨年は約1500人が来場した。

　当日は、4千個の餅を酒蔵の屋上から投げる「餅投げ」（11時～、13時～）、岡山出身のシンガー・ソングライター植田章敬さんのライブ演奏（10時30分～、12時30分～）、FMくらしきの公開生放送（11時～13時）などのイベントを行うほか、屋台コーナーを開設し、千屋牛のステーキ串、ラーメン、サバずし、レンコンコロッケ、つきたての餅などを販売する。子ども向けに軽スポーツ用具や「ふわふわドーム」なども用意する。

　創業者・庵谷伊七の名前を冠した「伊七」を代表銘柄に、岡山県産の米で日本酒を製造する同社は来年で創業300年を迎える。社長の庵谷晴男さんは「皆さまの笑顔と『おいしい』という一言が励みになる。今年もいいお酒がどんどんできているのでぜひ試してほしい」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は10時～15時。入場無料。当日はJR茶屋町駅と会場を結ぶシャトルバスを約20分間隔で運転する。雨天決行。