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倉敷で高次脳機能障がいの理解求めイベント-ミニコンサートも

高次脳機能障害の社会的理解求めるイベントのポスター

高次脳機能障害の社会的理解求めるイベントのポスター

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 倉敷芸文館(倉敷市中央1、TE 086-434-0400)で6月16日、高次脳機能障害について理解を深めるイベントが開催される。主催は同市のNPO法人「草木舎」。

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 主に脳卒中や交通事故などが原因で脳が損傷され、記憶、意思、感情などの高度な脳機能障がいが現れる高次脳機能障がい。この障がいを持つ人たちを支援する同NPO理事長の中村弘文さんは、2008年の立ち上げ当初から毎年イベントを開催し、今年で4回目。

 高次脳機能障がいについて正しい理解を求めて、川崎医科大学付属病院(松島557 TEL 086-462-1111)の澤原光彦さんが講演するほか、澤原さんを交えた座談会も行う。プロのフルート演奏と健常者・障がい者によるチェロ演奏で構成されるミニコンサートでは、「きらきら星」や「故郷」など親しみやすいナンバーを選曲し演奏する予定。

 「この障がいは外見からは分かりにくく、理解を得られにくい」と、中村さん。「座談会では専門医を交えて自由に意見交換できるので、当事者家族、医療関係者だけでなく、地域の人にも気軽に参加してほしい」とも。

 開催時間は13時15分~16時15分(開場は13時)。参加無料。事前予約不要。問い合わせはNPO法人草木舎(TEL 086-422-1651)まで。

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