倉敷経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキング1位は、加須山交差点北側にオープンした「森本拉麺堂(もりもとらーめんどう)」の記事だった。
同店は、「えびすらーめん」(岡山市)などで10年の経験を積んだ店主の森本信康さんが昨年9月に出店。森本さんは高知生まれ岡山育ちであることから、高知と岡山のしょうゆを使った豚骨しょうゆのカツオラーメンを提供する。8位には、森本さんの弟・康博さんが出店したお好み焼き店「もりもと家(け)」の記事がランクイン。兄弟で同時ランクインを果たした。
2位には、今年8月に東京で開催された「うどん天下一決定戦 2016」で「倉敷うどん ぶっかけ ふるいち」が優勝したことを伝える記事がランクイン。飲食店に関する記事が多くを占める中、3位の「みかんねこ」、5位の「ヒョウ猫の森」など猫カフェも注目を集めた。
ランキングは、今年1月1日から12月19日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 倉敷に「森本拉麺堂」 豚骨しょうゆのカツオラーメン主力、替え玉・ライス無料も(1/20)
2. 倉敷のうどん店「ぶっかけ ふるいち」が「うどん天下一」に 4年目で悲願達成(9/1)
3. 倉敷・美観地区そばに初の猫カフェ「みかんねこ」 貸し切りプランも(1/13)
4. 倉敷の老舗和食店「ひがし田」移転リニューアル 新業態で「和モーニング」も提供(5/18)
5. 倉敷・美観地区に「ヒョウ猫の森」 ベンガル猫10匹以上と触れ合い(3/10)
6. 倉敷・美観地区にカフェ「イロドリ」 元薬剤師が出店、野菜スープ主力に(10/26)
7. 倉敷・浜ノ茶屋にお好み焼き店 野菜ソムリエ店主、焼き野菜にも注力(2/17)
8. 倉敷の「天野珈琲」が閉店後にコーヒー「おすそわけ」 条件該当者に無料進呈(5/12)
9. 倉敷・鶴形に鉄板焼き「すてーき上原」 夫婦で運営、「ライブ感」大切に(2/10)
10. 倉敷駅前にiPhone専門修理店 最も多いのは「画面割れ」(10/25)
コーヒー店の店主が、感謝の気持ちを込めて閉店後のシャッターに「おすそわけ」のドリップバッグを貼り出す話(8位)、台湾の映画監督が倉敷の靴屋での接客に感動してフェイスブックでシェアした話(11位)など、心温まる記事も多くのアクセスを集めた。
2017年も「街の記録係」として、広域倉敷圏の動向を丁寧に伝えていきたい。