築200年を超える国指定重要文化財「大橋家住宅」(倉敷市阿知3)と先月オープンした高梁川流域物産コンセプトショップ&カフェ「倉敷中島屋」で5月20日・21日、高梁川流域の「食」と「暮らし」をアピールするイベント「高梁川マルシェ」が開催される。
倉敷市を含む岡山県西部を流れる一級河川・高梁川の流域で生まれた食材、料理、加工品、工芸品などを展示販売する同イベント。生産者、加工業者、工芸作家ら13組が出店し、米、みそ、しょうゆ、番茶、スイーツ、コーヒー、陶器などを販売する。
出店するのは、「まるみ麹(こうじ)本店」「とら醤油(しょうゆ)」「フクダノウサン」「菓子工房小町」「倉敷珈琲(コーヒー)館」「旅農人ふぁーむ」など。普段は公開していない大橋家住宅の中庭を初めて開放し、出店者のブースを設営する。同住宅に隣接する倉敷中島屋では、「甘糀(あまこうじ)フローズン」、自然栽培米など地元の食材で作った「おにぎり茶漬け」、地ビール「真備竹林麦酒 ささ」などを販売する。
実行委員会事務局の岡野智博さんは「今回初めて中庭が公開されるのでディープな大橋家住宅を楽しんでもらいたい。高梁川流域のコンセプトショップである倉敷中島屋も加わり、新しい形のマルシェになる。ぜひ足を運んでほしい」と話す。
開催時間は10時~17時。入場無料。