倉敷・美観地区に地域特産品を扱うセレクトショップ「美観堂(びかんどう)」(倉敷市本町、TEL 086-486-2224)がオープンして1カ月が過ぎた。運営は、同店に隣接するゲストハウス&カフェ「有鄰庵(ゆうりんあん)」(同)の運営などを手掛ける「有鄰」。
6月10日にオープンした同店。「岡山・倉敷のほんとうにいいものを」をコンセプトに、築約100年の古民家を改装した店舗で県産の食材や雑貨を販売する。店舗面積は45平方メートル。
主な商品は、創業157年の「とら醤油」と共同開発した黄ニラしょうゆ(1,150円)、自然栽培米(648円)、キクイモ茶(648円~)、米粉のブラウニー(238円)、甘酒(421円)、畳縁(べり)ポーチ(1,728円)、イグサコースター(1,080円~)など。オンラインショップでも販売する。
店長の蓮見夏季さんは「生産者や企業と顔を合わせ、商品を試した上で『いい』と思ったものを取り扱っている。全スタッフが各商品の魅力を説明できるのが強み」と話す。
「都会からの観光客も多いので、きびだんご、白桃、ピオーネといった定番の土産とは一味違ったものを通じて新たな岡山の一面を発信していきたい」と意欲を見せる。
営業時間は11時~17時。