「倉敷アイビースクエア」内にある「愛美工房・売店 2階ギャラリー」で現在、「作州の民芸ものづくり展」が開かれている。主催は津山民芸協会。
岡山県北(津山・美作エリア)の民芸やハンドメード作品を展示販売する同イベントは今年で18回目。
倉敷での開催は今回が初めてで、竹製の郷土玩具、陶芸、ベンガラ染め、木工玩具、和傘、手すきの和紙など、県北を中心に活動する作家10人による作品を並べる。
各出展者のブースでは、陶器のペンダント作り、土器の香り付きオーナメント作り、木のゴム鉄砲作り、和紙の手すき、和傘作りなどワークショップも行う。
ミツマタを原料とし、金ぱくの保存や運搬に使われる「津山箔合紙(はくあいし)」を手掛ける横野和紙の上田繁男さんは「観光の方も多く訪れる場所なので、幅広い層に見てもらえれば。ワークショップも楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時~17時30分(最終日は15時まで)。入場無料。10月23日まで。