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倉敷のパン店「プライム」1周年 ハード系主力に、量り売りも

「Prime」店主の羽田勝彦さんと妻の喜久美さん

「Prime」店主の羽田勝彦さんと妻の喜久美さん

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 倉敷・水江のパン店「Prime(プライム)」(倉敷市水江、TEL 086-454-8880)が12月17日、1周年を迎えた。

備中夢大納言あずきを使った「あんバター」

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 ハード系のパンを主力とする同店。神戸の「コム・シノワ」や大阪の「ル・シュクレ・クール」など県外で約10年の経験を積んだ倉敷出身の店主・羽田勝彦さんが昨年出店した。カウンターには妻の喜久美さんが立つ。店舗面積は15坪。

 主な商品は、「バゲット」(250円)、「玄米食パン」(280円)、「あんバター」(200円)、「イチジクとマカダミアンナッツ」(1グラム=2.6円)、「ベーグル」(140円)など30~40種。焼き菓子、ガトーショコラ、タルト、プリンなどのスイーツ類も並べる。小麦粉は国産、砂糖は白糖以外のもの、塩は藻塩を使い、ショートニングやマーガリンは使わない。

 8月にはスライス1枚から選べる量り売りも始めた。「小さいパンを作るのではなく、最もおいしくなるサイズで焼き上げて、お客さまに好きな量を選んでもらっている」と羽田さん。

 「珍しい食材を使っているパンもあるので、『こんな食材でもパンにできるのか』と知っていただければうれしい。パンの可能性を追求し、価値のあるものを作って、岡山全体の『食』に対する意識をさらに高めていければ」と意欲を見せる。

 営業時間は8時30分~19時。月曜・第2火曜定休。

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