倉敷市内の飲食店21店で現在、喫茶イベント「倉敷アフタヌーンティー」が行われている。主催は倉敷市観光客誘致協議会。
英国発祥の喫茶習慣「アフタヌーンティー」に倣い、市内の飲食店で、各店が考案した軽食とスイーツのセットメニューを提供する。いずれのメニューも岡山の特産品である生の桃またはブドウを使い、2段重ね以上にした器に盛り付ける。ドリンクは、2杯以上、ポット提供、お代わり自由のいずれかで提供する。
初参加は「café 庭」(倉敷市老松)、「mar_go cafe(マーゴカフェ)」(松島)の2店。「café 庭」は「熟成牛のローストビーフ」を使ったサンドイッチや自家製ケーキなど、「mar_go cafe(マーゴカフェ)」は老舗和菓子店「小池菓子舗」(早島町)とコラボした水まんじゅうや自家製パンを使ったサンドイッチなどをメニューに取り混ぜる。1人分のセットに桃3つを使う店やドリンクにアルコール類を選べる店も。
アフタヌーンティーを撮影してツイッターやインスタグラムに投稿して入選した人に各店が用意した賞品を進呈するフォトコンテストや、抽選でオリジナルマスキングテープが当たるアンケートなども行う。
同協議会の内藤由貴さんは「地元のフルーツを生で食べられる珍しいイベント。スイーツ女子にも自信を持っておすすめできる。おひとりさまから注文できる店やシェアできる店もあるので、気軽に利用して、おなかも心も満たしていただければ。予約がおすすめ」と呼び掛ける。
対象メニューの提供時間は店により異なる。価格帯は1,600円~3,500円。要予約の店もある。9月30日まで。